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真空管に火を灯せ ─ 1950年代ハードバップJAZZセッション

FM Jazz Bar
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火を灯す午後のレコード
真空管のそばで煙る影
止まりかけた時計とセッション
グラス越しのバリトンサックス
記憶を回すカートリッジ
軋む椅子、スウィングの余韻
忘れられたソロの断片
温もりだけが残ったウイスキー
ステレオの灯りに包まれて
ラジオが壊れたジャムセッションの夜
壁紙に溶けるトランペット
レコードの彼方にいる君へ
マスターはただ、音を流していた
真空管が語りだす前夜
夢とリバーブのあいだで
ソロの途中で、外は雨
片側だけで鳴っていたスピーカー
しわのある録音テープの記憶
夜がひとつ、また終わっていく
エンドクレジットのない音楽
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